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アメリカEC事業で「チームを持たない」強さ。HARIO USAが考えるEC支援の新しいかたち。

#Shopify運用

#Faire.com

#アメリカEC

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クライアント企業

HARIO USA

業界

キッチン用品

サービス

プロジェクトサービス|EC運用(Shopify)|マーケティング

この記事のPoint

ブランド価値を守るためのECサイト整備を、Shopify活用と運用支援で実現。
専門性が必要な業務を、必要な時に必要なだけ依頼できる柔軟な体制。
限られた社内リソースでも、スピードと質を両立したマーケ施策を展開。

1921年に創業し、耐熱ガラスの製造を原点に歩んできたHARIO。そのクラフトマンシップと機能美に支えられたプロダクトは、今や世界中のコーヒー愛好家やプロフェッショナルから愛される存在となっています。

日本のものづくりの精神をそのままに、グローバル展開を加速させる中、「伝統」と「革新」を融合させた新たなチャレンジがアメリカ市場で始まっていました。その事業拡大のためにHARIO USAが選んだのは「柔軟でスピーディーな米国事業パートナー」としてのEmily.アシスタントでした。

今回は、アメリカ市場におけるEC運用のリアルな課題と、その中でEmily.アシスタントが果たす役割についてTanaka Hidetoshi氏にお話を伺います。

ブランドの想いを届けるために整えた“米国市場向けECの土台”

はじめに、HARIO USAのEC事業について教えてください。

HARIOのグローバル公式オンラインサイトとして、アメリカ市場に向けて新たに立ち上げたのが今回のEC事業です。Shopifyを活用し、BtoC・BtoBの双方に対応しながら、ブランドの世界観を正しく届けるための土台を整えてきました。

ECサイトの構築スピード、多様なアプリ連携、他販売チャネルとの親和性などの観点から、Shopifyは理想的なプラットフォームだと感じています。すでにECサイトは別のパートナー様で構築を済ませていたのですが、未対応となっていた部分や改善が必要な箇所が残っていたため、Emily.アシスタントのEC運用サポートで修復対応をお願いさせて頂きました。

EC運用を進める中で感じていた課題とは?

Amazonなどのマーケットプレイスでは、どうしても価格競争に巻き込まれてしまうことが多く、ブランド価値を維持するのが難しいという悩みがありました。

一方で、公式サイトからの購入を選んでくださるお客様も増えてきており、「HARIOらしさ」を大切に思ってくださっていることを実感しています。ただ、サイト構築やアプリ連携など、運用面での負担が重く、「どうすればもっと効率よく、かつ高いクオリティで運営できるか」は大きなテーマでした。

Emily.アシスタントを知ったきっかけは何だったのでしょうか?

COEL代表の松尾さんがEmily.アシスタントサービスを立ち上げられたタイミングで、展示会で出会い、お話したのがきっかけでした。話を聞いて「こういうサポートがまさに必要だった」と直感し、すぐに導入を決めました。

社内には十分なIT知識がない中で、必要なときに専門家の知見で柔軟に対応していただけること。それがとても心強かったです。

チームを“持たない”強み。必要なときに、必要なだけのプロフェッショナルを、アメリカで。

- 実際にお願いしている業務内容を教えて下さい。

アメリカ向けのECサイト運用に必要な業務範囲は基本お願いしています。

例えば:

  • Shopifyを中心としたECサイトの運用全般
  • アプリ連携やバックエンド管理
  • Faire.comや特定ツールとの繋ぎ込み
  • 困った時のテクニカルサポートなど

また、限られた自社リソースでアメリカ事業を進めているため、EC運用以外にも下記項目の通り多岐にわたる専門的なサポートもお願いをしています。

  • Meta・Google Adsの広告運用
  • Instagram・TikTokのアカウント運用
  • アメリカ市場におけるブランド・競合デスクリサーチ
  • 米国在住者1000人へのユーザー調査
  • 英語カスタマーサポート

分野ごとにスペシャリストの方々に対応していただけるので、それぞれの施策にスピード感があり、かつ成果に繋がっています。

Emily.アシスタントの印象を一言で言うと?

アメリカ市場という未知のフィールドに挑む中で、Emily.アシスタントの皆さまの存在は、私たちにとってまさに“進化を加速させるパートナー”ですね。

EC運用からマーケティング、SNS施策に至るまで、それぞれの分野に精通したスペシャリストさんが伴走してくださることで、限られた社内リソースでも、高い専門性とスピード感をもって実行に移すことができています。特に、私たちのように現地での体制が限られている企業にとっては「必要な時に、必要なだけ」プロの知見にアクセスできる柔軟さが、大きな武器になります。

業務範囲を明確に線引きするのではなく、課題や相談ごとに応じて臨機応変に対応していただけるその柔軟性も、私たちが安心して事業を進めていける理由のひとつです。こうした外部パートナーと密に連携しながら、事業そのものの可能性を一段引き上げてくれるEmily.アシスタントは、私たちにとって単なる支援チームではなく、「ともに挑戦し、前に進むための推進力」そのものだと感じています。

米国市場の“今”を一緒に走れる存在として

今後、Emily.アシスタントに期待する役割はありますか?

Shopifyをはじめ、SNSや広告まわりの領域は、進化のスピードが本当に早く、毎月のように新しい機能やアップデート、トレンドが登場します。一度体制を整えたからといって、常に同じやり方が通用するわけではなく、継続的にキャッチアップし、必要に応じて柔軟に取り入れていく姿勢が求められます。

とはいえ、日々の運用に追われていると、そうした変化に気づいても十分に対応しきれないことも多くあります。だからこそ、Emily.アシスタントのように、最新情報を専門的な視点で整理し、必要なアクションを提案・実行まで伴走してくれる存在がそばにあると、非常に心強く感じます。

今後も、変化の早いデジタル領域をうまく取り入れていくためにも定期的にトレンドや技術進化を共有いただけるパートナーの存在があると、さらに安心して挑戦を続けていけると思います。

海外展開に挑む企業へのメッセージなどあればお願いします。

ECやSNSは、どの業種でもアメリカ市場で戦う上では欠かせないツールです。ただ、日本の多くの企業では「できる人が社内にいない」「後回しにしてしまう」という状況が多く見られます。

でも、本当に重要なのは、そこに“プロの知見”をいかに活用できるかだと思っています。Emily.アシスタントは、まさにその最適なパートナー。外部のプロチームと連携することで、自社の進化スピードは大きく変わると実感しています。

HARIO USA様のように、海外での事業展開を本気で進める企業にとって、Emily.アシスタントは“現地で戦える体制”を築くための力強い後押しとなります。専門性と柔軟性、そしてスピードを兼ね備えた伴走者として、これからもさまざまな挑戦を支えていきます。

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